婚約指輪をあとから買うのはどうなの？メリットとデメリット

婚約指輪

2025.05.02

婚約指輪はプロポーズ時に贈るものというイメージが強いかもしれませんが、近年ではプロポーズ後に二人で選ぶスタイルも増えています。
この記事では、婚約指輪をあとから購入する際のメリットとデメリットを詳しく解説し、カップルにとって最適な選択をサポートします。

なぜ婚約指輪をあとから買う人がいるのか

これらの背景には、相手を思いやる気持ちやライフスタイルの多様化が関係していると考えられます。

あとから購入することで好みやサイズを正確に把握できるという点は大きな安心材料になります。
婚約指輪は高価なアイテムであり、あとからの交換や返品が難しい場合もあるため、慎重に選べるのは一つの利点です。

結婚指輪と重ねて使う「セットリング」を希望する場合、両方を同時に選ぶことでデザインの統一感を持たせやすくなります。
実店舗でセット試着ができるブランドもあり、後から購入するメリットにつながります。

購入のタイミングを共有することで「二人の記念日」としての価値が生まれるという意見もあります。
ジュエリーショップを訪れる体験自体が、結婚準備の思い出となるという声もあります。

プロポーズでの「箱パカ」演出に憧れる方も多く、あとからの購入ではこの演出感が抑えられる可能性もあります。
その場合は、代わりにネックレスや花束などを渡すという工夫もあります。

指輪がない状態でプロポーズを行う場合、真剣な気持ちをうまく伝えるには丁寧な言葉や態度が重要です。
「あとで一緒に選ぼうね」といった声かけがあると、相手にも安心感を与えられるかもしれません。

一緒に選ぶ場合、相手が遠慮して希望を言い出しにくいこともあります。
あらかじめおおよその予算を共有しておくと、スムーズな買い物につながるでしょう。

婚約指輪は百貨店、専門店、オンラインショップなど多様な選択肢があります。
実物を確認したい方は実店舗、豊富な選択肢や比較検討を重視したい方はオンラインショップが便利です。
アフターサービスや返品対応の有無なども確認しておきましょう。

定番のソリティア（一粒石）やメレタイプ（小粒石が並ぶデザイン）など、好みは人それぞれです。
普段使いを意識したデザインを選ぶ方も多く、結婚指輪との重ね付けとの相性もチェックしておきたいポイントです。

オーダーメイドや刻印を希望する場合、納期が数週間〜1ヶ月以上かかるケースもあります。
プロポーズ後のスケジュールにゆとりを持たせておくのが安心です。

婚約指輪の価格はピンキリですが、一般的な平均相場は25万〜40万円程度といわれています（※2024年ジュエリー業界調査より）。
ただし、価格よりも気持ちと意味を大切にして選ぶ傾向が広がっています。

見栄を張る必要はなく、ふたりの価値観や将来設計に合った予算を話し合うことが大切です。
また、クレジットカードの分割払いやブライダルローンを利用できる場合もあるため、支払計画もあわせて検討しましょう。

思いのこもった手紙は、多くの人にとって一生の記憶に残る贈り物です。
指輪がなくても、言葉で誠意を伝えることで、感動的なプロポーズになります。

二人の思い出をまとめたアルバムや動画を作成して渡す演出も人気です。
その中に「これから一緒に指輪を選びに行こう」というメッセージを忍ばせるのも素敵です。

ダミーリングやシルバーリングを用意し、プロポーズ後に正式な婚約指輪を選ぶスタイルもあります。
一時的でも演出感を保ちたい場合におすすめです。

「婚約指輪をあとから買う」というスタイルは、昔ながらの型にとらわれない新しい価値観のひとつです。
大切なのは、形式より気持ちをどう伝えるかということ。
二人で納得のいく選択ができれば、どんな形でも素敵なスタートになるはずです。